教育現場から企業現場に直結した教育


実践的教育内容

グローバル管楽器技術学院は、修理技術者だけを育てる学校ではありません。本学院のカリキュラムの特長は、実習主体の中から各自の創造性を生かして実務に役立つ教育を行っております。
全米楽器製造協会長G.ルブランコーポレーション社長、ビトー・パスクワッチ氏もリペアーマンから現在の地位を得ました。アメリカでは、リペアーマンとは呼ばずにインスツルメンツ・リペアー・テクニシャンと呼ばれています。アメリカでのインスツルメンツ・リペアー・テクニシャンは、セールスマンとしても優れています。
当学院は技術の習得は勿論、実務に役立つあらゆる知識を習得し新時代の業界人として活躍できる人材を育成します。
 



オーケストラプレイヤーから学べる演奏技術

管楽器の製作修理の完成検査は、吹奏することです。すべての楽器の正しい音を吹けるように、本学院の誇る講師により初歩より学ぶことができます。
フルートは槇本吉雄先生、クラリネットは磯部周平先生、サクソフォンは堀恵ニ先生、トランペットは津堅直弘先生、トロンボーンは伊藤清先生、ホルンは渡辺克先生、テューバと指揮を多戸幾久三先生により、熱意のある指導で大きな効果を上げております。
 


ベテラン技術者から学べる技術指導

株式会社グローバル・サービスセンターの技術者が実習技術の指導にあたっております。技術指導講師は20年以上の豊富な経験と優れた技術、卓越した専門知識を有しております。基礎工作から各楽器のオーバーホールそしてトリガー取り付けやベルカット、特殊ロータリー取り付けなどの改造作業まで実習指導をしております。
機械工作も旋盤や各種機械工作実習もカリキュラムに組み込まれております。本学院及びグローバル・サービスセンターでは、常に新しい修理方法の研究をしており、スタッフは海外メーカーへ研修に行っております。工具、工作機械治具なども最新のものを導入しています。


充実した実習設備

大型バフ、旋盤各種工作機械、本学院はグローバル・サービスセンターと併設しており、サービスセンターの大型専門工作機械を使用して実習できます。
平成7年3月よりサービスセンターと学院は株式会社グローバル新本社ビルに移転しました。充分余裕のある作業机を各自専用に使用できます。立作業台付バイス(150mm)も多数設置してあり恵まれた環境で技術習得ができます。
 
 
 

各自の独創性・創造性を活かす教育



豊富な実習教材

年間数万本の取引量のある、株式会社グローバルが母体となっている当学院は、豊富な教材を実習用として用意しております。技術実習用、演奏実習用そして基礎技術習得用など用途に合った楽器を豊富に用意してあり、真鍮・洋白・鉄・ステンレス・銀などの丸材・角材・板・パイプなど素材・資材も十分に準備し、実質カリキュラムに合った材料を提供しております。
 


クラフトマンの本随に触れる工場実習

工場実習として、アルタスフルートの製作をしている株式会社アルタス(長野県あずみ野)へ研修にまいります。またジュピターのメーカー台湾MUSIX社の工場実習と、米国ホルトン、ルブラン、マーチン、シルキー等の工場見学、ミッドウエストバンド・オーケストラクリニックに研修旅行を行っています。
研修旅行ではMUSIX社においてフルートのキイ造り加工作業、サクソフォーンの板金・熱処理・金管楽器の板金や組立作業、そしてメッキ工程までを研修してきました。これらの作業は製造工場でなければできないことであり、製造工程を知ることは修理をする上で重要なことです。
 


無償支給の最新工具

本学院生には、入学時に専門家用の最新最高級工具類を無償で支給します。管楽器専門工具はほとんど輸入品で高価なものです。授業で使用するコルク・フェルト・タンポ・フィッシュスキン・ハンダ・フラックス・銀ローや授業で自作するタンポアイロン・ひねり板・バネ抜きベンチ・ロータリーラッピングクランクロングドライバー・バネ掛けなどの材料(鉄・真鍮・洋白などの素材)も無料で支給します。
 


専門技術を身につけ輝かしい未来へ

ホルトン・アルタスなど世界の有名ブランドの日本総代理店であるグローバルが母体である当学院は、株式会社グローバルの全面的協力があり、その施設を利用できます。本社にあるスタジオやサービスセンターの機械類はもちろん、エージェントになっている内外のメーカーへの研修などグローバルの機構を利用することができます。
 
 
 
 

戻る