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実習主体の中から各自の創造性を生かして卒業後の現場で役立つ教育を行っています。これからの社会は技術力だけでは通用しません。どんなに技術が優れていても、高度な知識を持っていても、人とのコミュニケーションがとれ、相手の気持ちが理解できなければ社会人としての常識が問われます。本学院では、技術の習得は勿論、実務に役立つあらゆる知識を身に付け新時代の業界人として活躍できる人材を育成します。
設立当初から少人数の定員制をとっており、各自の自主性を尊重し、技術的な内容に限らず、ひとりひとりに社会人としての心得を的確にアドバイスしています。
管楽器を修理するには専門的な技術と知識が必要です。大切なものは「ものづくりが好き」ということ。現場では応用力が問われますが、応用は基礎の上に成り立ちます。技術は教えてもらうだけでは身に付きません。自分で試し失敗して疑問を持ち、理解を深めて自分の方法を見つけた時に技術となります。修理技術実習にはグローバル・サービスセンターの技術者が指導にあたっています。豊富な経験と優れた技術をもとに現場で技術者に求められるノウハウを惜しみなく伝授します。
管楽器の製作修理の完成検査は吹奏することです。全ての楽器の正しい音を吹けるようになることが理想ですが、楽器の正しい音とはどのような音なのか、特に自分の専門以外の楽器についてはしっかりとした基本を学ばなければなりません。本学院の演奏技術実習ではプロプレイヤーの奏法を目の前で見て聞き、初歩から学ぶことができます。
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