19世紀フランスで製作された、オールドフレンチフルート。
その優雅で芳醇な響きを求めて様々な試行錯誤を重ねた結果、当時の銀材の成分を解析し、94.6%の銀とその他数種類の金属で構成された当時とほぼ同じ成分構成の銀を、現代に甦らせることに成功しました。
このアルタスシルバーと命名された銀を用い、さらにオールドフレンチフルート当時の製法である「巻き管」を採用して作られた管体により、往時の美しい響きが現代に甦りました。
銀素材の複雑な組成の結果生じる、倍音構成の妙を突き詰めたALとは対極的なコンセプトのPSは、高純度の銀材を採用することで、よりピュアで力強い響きを追求しました。
純度99.7%のメタライズドシルバーは、特殊な金属組織と非常に高い剛性を持ち、従来の銀素材とは一線を画す特異な倍音構成を楽器にもたらします。
高純度素材由来の、息に対する発音までの反応の速さ。豊富な倍音に裏付けされた、明るく澄み渡る音色。
PSは、アルタスの指し示す、フルートのもう一つの可能性です。
Handmade Soldered Tone Hole series
A15 / A14
トラディショナルなスターリングシルバー、より輝かしい音色を持つブリタニアシルバーを管体素材に用いる2モデルの総銀製ソルダードトーンホールシリーズのラインナップ。
それぞれの機種ごとに異なる個性を持ち、様々な演奏者の要求に応え得るポテンシャルを秘めた、ハンドメイドフルートの最高峰です。
Handmade Drawn Tone Hole series
A13 / A12
熟練の工作技術により、高い精度で加工された総銀製ドゥローントーンホールシリーズは、それぞれの銀素材本来の豊かな倍音と、アルタススケールによる安定した音程バランスを兼ね備えた、アルタスの掲げる「本当の意味での良い道具」という理念を具現化したモデルです。
Standard series
TSII / A11 / A10 / A9
エントリーモデルのスタンダードシリーズ。
アルタスでは妥協を極力排し、徹底したこだわりを持って製作しています。
ハンドメイドモデルと同じ座金や、キイカップ、ポイントアーム、キイメカニズム等、クオリティの高さと優れたコストパフォーマンスを両立させた、4つのスタンダードモデルです。
Alto Flutes
AF825 / AF925 / AF1025
AF819 / AF919 / AF1019
AF821 / AF921 / AF1021
ストレートアルトフルートシリーズ(AF825SE、AF925SE、AF1025SE)は、ストレート頭部管での演奏を想定し設計されたキイ配列により、無理のない姿勢での演奏が可能です。
U字アルトフルートシリーズ(AF819SE、AF919SE、AF1019SE)は、小柄な方でも容易に演奏が可能なモデルです。
AF821SE、AF921SE、AF1021SEは、U字アルトフルートシリーズにストレート頭部管を付属したモデルです。
どのモデルも、第3オクターブまでムラの無いバランスのとれた鳴りを実現し、ソロ、アンサンブル共に対応できる銘器です。
アルタスのバスフルートは、第1オクターブから第3オクターブの全音域で心地良く響くよう設計され、アンサンブル時の伴奏はもとより、旋律を十分に歌いこむことも可能です。
新しいフルートの可能性を創るアルタスのフルートダモーレは、Ag958ブルタニアシルバーの巻き管製法で作られた管体、ソルダードトーンホールを備え、ソロ、アンサンブルの両面で、新しい音楽の世界を切り拓きます。